国際的なダート競争自体
ジャパンカップダートというのは今のところジャパンカップターフと中山グランドジャンプの障害と並んで、日本で3つしかない貴重な国際招待競走としての位置づけがあります。ですがこのレースの国際招待競走としての位置は多くの人が疑問を持っているのです。
最初に問題点としていわれているのは11月後半に行われるという開催時期についてです。世界最高峰といわれているダート競走の一つ、ブリーダーズカップが開催される後という位置づけでダートメインできているアメリカの競馬界が、ジャパンカップダートこのレースを目指すということがあまりないというのが原因なのです。
そして次に挙げられる問題として、使われるコースにも問題があります。東京競馬場から阪神競馬場に移動されたということで、少し見直しが行われたとは言っても、アメリカのコースは全部左回りになっているので、右回りのコースでレースをするということは外国の馬にとっては、コース周りが普段と違っていることで相性が合わないという点で不利になってしまうのです。
そしてもうひとつ問題があるのですが、それは2008年から世界的な風潮として、ダートからオールウェイザーに変わりつつあって、ドバイミーティング、ブリーダーズカップでもオールウエザーを始めているのです。このオールウエザーが普及したことによって国際的なダート競争自体が世界的にも変わってきて、今の地方競馬の大井競馬場などでは、本格的に導入することも考えているといわれています。
こうして国際競争に中央競馬界はとても疎いのですが、阪神ジュベナイルフィリーズその体質の問題点に限らず、ダート競走の路線が充実していることなど、ダート競走自体の位置づけなども、中央競馬に少し遅れをとっている形がトータルに表れていて、メインレースの国際招待競走として位置づけをしていて、これからもたくさんの問題点が表れてくると思われます。